殺人報道の多さは、「安全な時代」を意味している。

事件に関するニュースというのは、珍しいから報道価値があるもの。

それは時代を象徴しているどころかその場所・時代の平均から大きく乖離していることを意味している。 

近年、変な事件が多いとか凶悪な事件が多いとか少年の事件が多いとか感じるのは、
それらが、珍しいものになることで、ニュース性をもち、報道されるようになったから。

つまりそのような事件が減少していることを意味しているということ。

事件のニュースを見て「危険な時代」と当たり前にインプットをしているのであれば、改めて頂きたいと思う。

防犯意識が高まるのはいいことかもしれないが、それで失っているコストや可能性が莫大なのではないかという懸念がある。

事実、日本の凶悪犯罪は、減少している。

下記に殺人事件の推移を示そう。

ほぼ一貫して殺人事件は減少傾向を辿っている。

殺人事件被害者数 推移
殺人事件統計
日本の殺人認知件数は毎年減少傾向にあり、1958年(昭和33年)には2,683件だったが、2009年には戦後最低の1,097件を記録した。そして、2010年はさらに1,067件に減少し、戦後最低件数を更新した。

日本の治安は、世界から羨望の的なのだ。

特に、若者の暴力性の少なさは世界の中で突出しているという。

アメリカの殺人率は、日本の13倍

スイスは、42倍 で ロシアは50倍 ブラジルは、61倍

殺人に巻き込まれたくないなら、とにかく日本から一歩も出ないことだ。

日本の治安に対しては、そのくらいの誇りをもっていい。

繰り返しになるが、ニュース性というのは、希少(珍しい)ということがひとつの要件となる。

珍しいことばかりが報道されているということには、今一度、注意を払いたい。

参)
世界の殺人発生率
10万人あたり
日本0.44
フランス1.59
イギリス2.03
韓国2.2
アメリカ5.8
スイス18.5
ロシア22
ブラジル27

記事が気に入ったらシェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。