古舘降板問題から報道キャスターの中立性について考える。

古舘氏降板で、政府によるメディアへの圧力の話題が再燃しています。

この問題の私の意見としては
報道番組において、報道キャスターに主観(意見)は、いりません。
政府の圧力という批判をされていますが、寡占免許事業者として、特権的に極めて大きな影響力を与えられている以上、公正中立は絶対に守るべきだと思います。
少なくとも、専門家でも意見が分かれているビッグイシューについて主観(意見)を述べる必要はないと思っています。
(むしろ述べてはならない。)

TV地上波の報道キャスターというのは、
「極めて強い影響力をもつ素人」
当然、一般の人よりは、ずっと詳しくなれる環境にはありますが、専門家でも意見が分かれている事象について、結論を断定的に言うべき立場にはないと思います。
それは、TVで意見を流してはならないという意味ではなくて、両論を並べて、意見を戦わせることはむしろ徹底的にやるべきだと思います。
キャスターは、両論の専門家に対して、適切な質問をぶつけ、論点をあぶり出す中立的な役割に徹するべきなのです。
その点、池上彰氏は、意図的に主観を排しているという意味で極めて優れたキャスター(ニュース解説者)だと思います。
(実際には、強い意見はお持ちでしょうが。)

メリット・デメリット や 両者からの言い分をタブーなしに公平に扱い、論点をわかりやすく整理してくれるため、視聴者に0ベースで考えさせるということを促すのです。
意見を言いたい衝動に負けてしまう正義感の強い人は、キャスターをやるべきではありません。
1コメンテーターとして、番組に参加すべきです。

ZEROの村尾キャスターも、元財務官僚にして、財務省のスポークスマンと化していますが、それもうまくありませんね。
意見を言いたいなら、財政健全化論者として然るべきトピックでコメンテーターをするべきなのです。

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