アメトークの「人見知り芸人」から考えるシャイマーケティング

「シャイ・マーケティング」

アメトークに、人見知り芸人 という回がありました。
人見知りにはいろいろな種類があるのかもしれませんが、そのうちの1種は病的な自意識過剰の為せる業です。 
他人に、自分の行動の意図を読まれることを過剰に嫌悪するあまり行動に起こせなくなるのです。 
(自分が、意図を読むことを習慣としているから他人もそうに違いないと思ってしまうのですが。)

かくいう私もその病気です。
例えば、行きつけのラーメン屋で、言わなくても何を頼むかわかっているよみたいな顔をされると、その店に行く気が失せるということがあったりします。
(店主が、相当な好意をもってそうして頂いていることはわかっているのですが)

さて、世の中の多くのシステムは、人が人とのコミュニケーションを喜ぶに違いないと思ってできていないでしょうか?  

会社で、システムの決済権限をもっている人も、意見を言う顧客も、平均的な顧客と比べると、コミュニケーションを好む方に偏っているということには注意を払う必要があります。

仮に私をシンボリックな1顧客と想定して飲食店を展開するのであれば。

1.一般的な業態で、注文量を増やしたければ、セルフ化・無人注文化を進めてください。

2.食べ放題業態で、あまりとってほしくないメニューについては、なるべく人を介する提供方法をとってください。 例えば、デザートメニューをカウンター越しに口頭注文で提供するようなオペレーションは効果的です。セルフでとれる場合と比較して消費量は半分以下に減るでしょう。 刺身とか寿司とか蟹とか高原価商品に対しても効果的だと思います。
口で言わなければならないなら頼まない人
口で言わなければならないなら多くは頼めない人
口で言わなければならないなら2度はとりに行けない人
は、一定の割合いるはずです。
好きな人はそれを乗り越えてでも頼むはずです。
大して満足度の上がらない人には、提供を減らし、それを目的としているような人には、適正量を提供できるという意味でも、優れたシステムと言えるかもしれません。

このオペレーションへの変更だけで、平均原価率は低下するでしょう。

あと、注文方法、問い合わせ方法についても一案あります。
人見知り病を持つ人は、最初は、なるべく興味がないふりをして接触したいのです。
がっつりその商品に興味があると思われるのは恥ずかしい。 
おたくは、100ある問い合わせ先の一つに過ぎないのよという顔をしていたい。
私があなたに興味があるのですという体で、先方から連絡が欲しい。

その入口の狭さと入口に入ってからの広がりは意外と反比例しています。

そのシャイ人種を前提に、オペレーションを考えてみるといいでしょう。

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