「トマトジュースの機能性表示で出荷量が3倍」から学ぶ。

カゴメトマトジュース:機能性表示で出荷3倍以上に

このニュースから学ぶべきことは2つある。

ひとつは、記事化するためのニュースのつくり方

もうひとつは、機能性表示の効果

前者に関しては、3倍というインパクトのある数字を使うことによって記事に引き込むことに成功しているが、蓋を開けてみると、売上ではなく、出荷量であるというところがポイント。

出荷量というのは、言ってみれば、工場の倉庫から他の倉庫に商品が移動すれば、カウントできてしまうもの。
力のあるメーカーであれば、容易に実現できてしまう。

品切れ炎上マーケティングに続く、実際以上のヒット商品を演出して話題性をつくるというマーケティング手法として注目。

売れているものが買いたい という強烈な心理に巧みにアプローチ。

PR会社が、こういうの持ち込むんでしょうね。

クライアント:「パッケージ変更するんだけど、記事にならないかな。」

PR会社:「それなら、それですごい出荷量が上がったという体にしましょう。」

そして、、実際の「機能性表示の効果」

具体的には

「リコピンたっぷり」を「血中コレステロールが気になる方に」 に変更。

いくつかの問題を提起したい。

1.実際にメッセージの変更が、売上に+に寄与する影響

2.メッセージのミスマッチが、売上に-に寄与する影響

3.リコピンの数ある効能の表現としてなぜ「血中コレステロールが気になる方に」を選んだのだろうか。

4.リコピンの多様な効能に対して多様な機能性別パッケージがこれから生まれる可能性

マスのブランドも詳細に解析すると、ニッチの集合体であるということがわかる。

その商品を買わない人とたくさん買う人に明確に区分できることが多い。

トマトジュースというのは、特にマス商材の中ではその傾向が強いものなのではないかなと思う。

WEB広告は、ターゲティングとメッセージのカスタマイズで、ニッチを集める方法が王道だが
パッケージもそのようなマーケティング手法に進化していくかもしれない。

カゴメ トマトジュースの1年後の売上と今後のパッケージ戦略には注目である。

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